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ユニレート加工品

- プラスチック加工品例 -

ユニレート加工品

【ユニレート加工品】

ユニレート加工品

【ユニレート加工品】

ユニレート加工品

ユニレート加工品です。
外寸は30t×90mm×120mm。
ユニチカのユニレートPCシリーズ(ナチュラルグレード)に、マシニングセンターで3次元切削加工を行ないました。
段が多い彫り込みが複雑ですので、CADデータからNCプログラムを作成し、精密な3D精密切削加工を行っています。

ユニレートは、ポリエステル系熱硬化性樹脂にガラス布を積層した複合材料で、主に絶縁用途に使用されます。
耐熱性・機械強度・寸法安定性に優れており、電気・電子機器部品に多く用いられます。
特に高い絶縁抵抗と誘電特性を持ち、耐アーク性や耐トラッキング性にも優れています。
機械加工にも適しており、精密な切削加工が可能です。
なお、「ユニレート」は、ユニチカ(株)の登録商標です。

(※これまで作ったユニレート製品はこちら → ユニレート加工品)
(※詳しい素材情報はこちら → ユニチカ|ユニレート)

 

ユニレート加工品の詳細解説:加工方法から素材特性、用途まで徹底解剖

ユニレート加工品 | 樹脂加工ドットコム」のウェブページへお越しいただき、誠にありがとうございます。ここでは、ユニチカ株式会社のユニレートPCシリーズ(熱可塑性ポリエステル系コンポジット樹脂)の板材から製作した、高精度な加工品について、さらに詳しく解説していきます。

このページでは、加工の裏側にある緻密なプロセスや、素材が持つ優れた特性、そして当社の他の加工事例など、より深くユニレート加工品について知っていただくための情報を多数掲載しています。ぜひ最後までご覧ください。

複雑な3次元形状も実現!ユニレートの精密切削加工方法

ユニレートは、熱可塑性ポリエステル(PET)樹脂をベースにガラス繊維を積層した複合材料であり、高い機械的強度優れた寸法安定性を兼ね備えています。この優れた特性を最大限に活かすべく、本ページに掲載した製品ではマシニングセンターを用いた3次元精密切削加工を行っています。

加工手順は主に以下の通りです。

  1. CADデータ作成とNCプログラム化:お客様からいただいた3Dモデル(CADデータ)をもとに、マシニングセンターを動かすためのNC(数値制御)プログラムを作成します。
  2. 素材の固定:ユニレートの板材をマシニングセンターのテーブルにしっかりと固定します。
  3. 外形加工:エンドミルなどの刃物を用いて、製品の外周形状を削り出します。
  4. 3次元形状の削り出し:プログラムに従って、エンドミルやドリルを使い分けながら、複雑な曲面や段差、溝などの立体的な形状を高精度に削り出していきます
  5. 丸穴・ザグリ穴加工:ドリルやエンドミルを用いて、指定された位置に正確な直径と深さの穴加工やザグリ穴加工を行います。
  6. 仕上げ・検査:切削加工後、バリ取りなどの仕上げを行い、図面通りの寸法や品質になっているか、入念に検査します。

この一連の工程により、寸法誤差の少ない、高品質なユニレート加工品が完成します。

ユニレートとは?素材の種類と特性を徹底解説

ユニレート®は、ユニチカ株式会社が製造する熱可塑性ポリエステル(PET)樹脂を主原料とした複合材料であり、特に電気絶縁性寸法安定性に優れています。熱硬化性樹脂積層板(紙ベークなど)と比較して、低吸水性加工性の良さが大きな特徴です。

主なグレードには、以下のようなものがあります。

  • ユニレートPC:標準的なグレードで、絶縁性、低反り性、寸法安定性のバランスが取れています。
  • ユニレートGC:ユニレートPCの特性を保ちつつ、板厚90mmまでの厚板に対応したグレードです。
  • ユニレートNC:燃えにくい性質を持つ、難燃グレードです。
  • ユニレートSC:静電気の発生を抑制する、帯電防止グレードです
  • ユニレートCV:静電気対策を目的とした、導電性を持たせたグレードです。

ユニレートの長所と短所【メリット・デメリット】

ユニレートは優れた特性を多く持っていますが、用途によっては注意すべき点もあります。ここでは、ユニレートの長所と短所を具体的にご紹介します。

長所(メリット) 短所(デメリット)
  • 優れた電気絶縁性:高い絶縁破壊強さと体積抵抗率を持ち、電気部品に最適です。
  • 抜群の寸法安定性:吸水率が極めて低く、湿度変化による変形がほとんどありません。
  • 低反り性:独自の製法により、反りの発生が非常に少ないです。
  • 優れた機械的強度:ガラス繊維の積層により、高い剛性と強度を誇ります。
  • 加工性の良さ:切削加工や打ち抜き加工が容易で、精密な加工が可能です。
  • 耐熱性:連続使用温度120℃と、高い耐熱性を持っています。
  • 耐アルカリ性が弱い:強アルカリ性の薬品には注意が必要です。
  • 耐摩耗性:摺動部品として使用する場合、MCナイロンやPOMなどと比較すると劣る場合があります。
  • 材料コスト:一般的な汎用プラスチックと比較すると、材料費は高めです。

ユニレートが活躍する場面・用途の具体例

ユニレートの優れた特性は、以下のような様々な分野や用途で活かされています。

  • 半導体・電子部品製造装置:ICトレー、ウェハーガイド、絶縁治具など、高精度と帯電防止性が求められる部品。
  • 食品・医療機器部品:食品機械のガイド部品、医療機器の絶縁部品など。
  • 各種電気部品:絶縁板、スペーサー、端子台など。
  • 検査治具・検査盤:高い寸法精度と安定性、電気特性が求められる検査用治具。

ユニレートの主な物性値

ここでは、ユニレートPCの代表的な物性値を表でご紹介します。

項目 単位 物性値(ユニレートPC)
比重 1.63
連続使用温度 120
吸水率 % 0.1
曲げ強度 MPa 220(縦) / 125(横)
引張強度 MPa 110(縦) / 65(横)
体積抵抗率 Ω・m 10¹³

※上記は代表的な物性値であり、保証値ではありません。


ユニレート vs 他の素材:なぜユニレートが選ばれるのか?

ユニレートは、他のプラスチックや金属素材と比較して、特定の用途において非常に優れた優位性を持っています。

素材 ユニレートとの比較 ユニレートの優位点
MCナイロン 耐摩耗性には劣るが、寸法安定性が圧倒的に優れる。 高精度な部品や、水気・湿度の影響を受ける環境での使用に最適。
PPS樹脂 PPSは超高精度加工が可能だが、ユニレートはコストが安価 超高精度までは不要だが、高精度とコストダウンを両立したい場合に最適な選択肢。
紙ベークライト 電気絶縁用途の代表格だが、ユニレートは吸水性が極めて低い 吸水による電気特性の変化を嫌う用途や、寸法安定性が求められる環境で優位性を発揮。
金属(アルミ・SUS) ユニレートは金属よりも軽量で、相手材を傷つけにくい 装置の軽量化や、デリケートな部品を扱う治具など、相手材への影響を考慮する場面で優位。

ユニレート加工に関するよくあるご質問(FAQ)

Q1:ユニレートはどのような加工に適していますか?
A1:切削加工、特に3次元精密切削加工高精度な穴あけ加工に非常に適しています。高い寸法安定性を持つため、複雑な形状や厳しい公差が要求される部品の製作に強みを発揮します。

Q2:ユニレートの最大のメリットは何ですか?
A2:「優れた電気絶縁性」「抜群の寸法安定性」です。特に吸水率が低く、環境の変化に強いため、高精度な部品や電気・電子部品の分野で重宝されます。

Q3:ユニレートの代わりに使える素材はありますか?
A3:用途によって様々ですが、電気絶縁用途では紙ベークライト、高強度が必要な場合はMCナイロンが候補になります。ただし、それぞれユニレートとは異なる特性を持つため、最適な素材選定が重要です。

Q4:ユニレートはどのメーカーが製造していますか?
A4:ユニチカ株式会社が製造しています。なお、「ユニレート」はユニチカ株式会社の登録商標でもあります。

Q5:ユニレートの加工はどれくらいの精度で可能ですか?
A5:当社の加工技術とユニレートの特性を活かし、1/100mm台の公差管理を行っています。

Q6:熱に強いですか?
A6:はい、連続使用温度は120℃と、他の多くの熱可塑性樹脂と比較して高い耐熱性を持っています。

Q7:ユニレートの加工にかかる費用はどのくらいですか?
A7:加工品の形状、数量、公差などによって異なります。お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Q8:ユニレートは切削加工以外の加工もできますか?
A8:切削加工のほか、薄いシート材からの打ち抜き加工などにも適しています。しかし、溶接や曲げ加工には不向きです。

まとめ:ユニレート加工は信頼と実績の「樹脂加工ドットコム」へ!

ユニレートは、優れた電気絶縁性類まれな寸法安定性を武器に、高精度が求められる様々な産業分野で活躍する高性能な素材です。当社では、ユニレートの特性を熟知した上で、お客様のご要望に応じた最適な加工方法をご提案いたします。

ユニレート加工に関するご相談やお見積もりのご依頼は、ぜひお気軽に以下の「お問い合わせメールフォーム」よりご連絡ください。

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