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よくある質問Q&A
よくある質問をまとめました。質問をクリック(タップ)すると回答をご覧になれます。
部品加工として世の中に出回っているものの多くは金属材料を用いたもので、プラスチック部品の分量はかなり少ないです。その為、金属部品と一緒に外注(外部発注)に出されることが多いようです。金属とプラスチックではノウハウの違いがあり、また切削塵や切り子の問題もあって、金属加工業者での製作は嫌われ、最終的には弊社のような樹脂専門業者に廻ってきます。(事実、数社から「同じ図面」の見積依頼が入ることは良くあります)
一度金属加工業者を経てプラスチック加工業者へ持ち込まれた場合、営業手数料として1.2倍~1.5倍くらいの価格になっていることもあります。こうなれば明らかに価格が違ってくることがわかります。
ただし、ただ単にコストダウンができれば良い…というスタンスではありません。お客様が求めているものは、「低価格な製品」というだけでなく「高い精度」、「高い信頼性」、「素早い納期対応」のはずです。いくら安くても、頻繁に不具合が発生して、何度も再製作しているようでは効率が悪いですよね。また、急いでいるのに全然納期を守ってくれない…というのも困りものです。当社の価格は、この総合的にみた高品質をお約束する価格です。ただ単に「安くすませたい」という方には、対応できない場合がございます。
弊社は「誰でも彼でも注文を頂きたいというわけではなく、私どもの考えをしっかり理解してくださったお客様と末永くお付き合いをしていきたいと考えている会社」です。
当社で製作可能なものでしたら1個でも製作可能です。弊社に依頼のある製品の多くは1個~10個程度の数量です。(勿論もっと多いものもあります)
一般的に「プラスチック加工」というと射出や押出などの「成型加工」を指す場合が多いのですが、これは大量生産する時の製造方法で、「金属製の型(金型)に、溶かしたプラスチックを流し込む加工方法」です。製作数が何千、何万個となる場合には、この方法が有効的です。金型代が数100万円かかっても、その後にかかるコストが抑えられるからです。
弊社では、プラスチックの板材・棒材・パイプ材から、切ったり、削ったり、穴を開けたり、くっつけたり、曲げたりする加工方法で作っていきます。つまり、成型加工とは対局にある製造方法です。これは、1個から数100個(場合により数1000個)くらいまでの製造に適している製作方法です。この範囲の個数の時は、ほとんどの場合こちらの加工の方がコストを抑えられます。また、成型加工よりも”精密な加工”が可能です。
切削加工については、一般的に合成樹脂(合成高分子化合物)やプラスチックと言われる様々な樹脂素材の加工が可能で、加工可能な素材形状は板材(シート材)や棒材です。ペレット(粒形状)、粉末、液体は未対応です。
接着加工については、主にアクリル(PMMA)、塩化ビニール(PVC)、ABS樹脂、ポリカーボネート(PC)です。 溶接加工については、塩化ビニール(PVC)のみです。 曲げ加工については、主にアクリル(PMMA)、塩化ビニール(PVC)、ABS樹脂です。曲げ加工は「角度曲げ」のみで、「R曲げ」は行っていません。
なお、素材一覧に掲載しているものは、あくまでも「一般的な樹脂素材一覧」でして、当社ですべての素材を扱っている訳ではありませんのでご注意ください。