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PEEK分割リング切削加工|難形状・高精度・小ロット加工事例

- プラスチック加工品例 -

PEEK分割リング切削加工|難形状・高精度・小ロット加工事例

PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)の切削加工事例です。3軸マシニングセンターを使用し、外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mmのリングを切り代なしで3分割した難形状部品を製作した加工工程・素材特性・選定ガイドを解説します。

この記事の要点

  1. PEEK樹脂板材から3軸マシニングセンター外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mmのリングを切り代なし3分割で削り出した精密切削加工の事例を紹介します。
  2. フルバックカッター・フラットエンドミル・ドリルを使用し、外形削り出し・段加工・ザグリ穴(φ11×深さ8mm)貫通穴(φ7mm)6個の複合加工工程を解説します。
  3. 切り代なし3分割という難形状への対応として、同一形状を3個削り出す工程での精度管理ポイントと加工上の注意点を詳しく解説します。
  4. 連続使用温度260℃・引張強度100MPaのPEEK樹脂とPES・PPS・PEI・PAI・ステンレス鋼との性能比較表および素材選定ガイドを掲載します。
  5. PEEK樹脂切削加工のよくあるトラブルと対策、長所・短所分析、FAQ12項目を収録し、加工依頼を検討する際の判断材料を提供します。
PEEK樹脂製分割リング加工品3個を間隔を開けて並べた写真。外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mmのリングを120°ずつ3分割した形状で、3軸マシニングセンターで切削加工。
PEEK樹脂製分割リング(外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mm)の加工品3個を間隔を開けて配置。1個は円形を120°で切り取った形状で、切り代なしの3分割設計。3個を合わせると完全な円形になることがわかるように撮影。
PEEK樹脂製分割リング加工品3個を隙間なく合わせ、外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mmの完全な円形リングを形成した状態の写真。3軸マシニングセンターで精密切削加工。
3個を隙間なく合わせた状態。外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mmの完全な円形リングが構成される。切り代なしの3分割のため、同じ形状を3個削り出す高精度な加工が求められた事例。
表1:PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)切り代なし3分割リング(外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mm)加工事例の代表仕様
項目内容
素材PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)板材
外形寸法(3個合体時)外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mm
分割形状円形を120°で3等分した切り代なし分割(同一形状を3個製作)
加工内容外形削り出し・段加工・ザグリ穴(φ11×深さ8mm)貫通穴(φ7mm)6個、C1面取り
加工設備3軸マシニングセンター
切削工具フルバックカッター(正面フライス)フラットエンドミルドリル
仕上げC1面取り糸面取り・バリ取り処理済み
図面支給方法PDF図面(メール支給)

※ 仕様は支給図面に基づきます。素材の物性値は「主要物性値」セクションをご参照ください。

当社の加工実績:掲載加工事例543件(2026年5月現在)。PEEK樹脂を含むスーパーエンジニアリングプラスチックの小ロット加工を多数手がけており、試作1個からご対応しています。

PEEK樹脂分割リングの加工内容と加工方法

本製品はお客様からPDF図面をメールにてご支給いただき、PEEK樹脂板材から切削加工で製作した特注部品です。切り代なし3分割という難易度の高い形状に対し、3軸マシニングセンターで同一形状を3個削り出すことで精度を確保しました。

加工工程

  1. PDF図面確認・加工プログラム作成
    メールで支給されたPDF図面を詳細に確認し、PEEK樹脂の特性を踏まえた最適な切削プログラムを作成。分割位置の精度基準を設定します。
  2. PEEK板材の準備・カット
    指定グレードのPEEK樹脂板材を調達し、加工に適したサイズへカット。マシニングセンターへ精密に固定します。
  3. フルバックカッター(正面フライス)による基準面加工
    板材の表裏面を平滑に削り、後続工程の加工基準面を確保します。PEEK樹脂の硬度を考慮した切削条件で実施。
  4. フラットエンドミルによる外形・段加工
    1個分の形状(外径φ225.0×内径φ160.0×厚さ18mmの120°分割形状)の外形を削り出し、内側の段加工を施します。同一プログラムで3個を順次加工。
  5. ザグリドリルによるザグリ穴加工・ドリルによる貫通穴加工
    φ11×深さ8mmのザグリ穴とφ7mmの貫通穴をそれぞれ6個ずつ、指定位置に高精度で穴あけ加工。
  6. エッジ部C1面取り加工
    外形・穴のエッジ各部にC1の面取りを施し、組み合わせ時のフィット感と安全性を確保します。
  7. バリ取り・糸面取り処理
    切削によって生じたバリを丁寧に除去し、エッジ部の糸面取りを施して製品面を整えます。
  8. 寸法検査・梱包・出荷
    図面公差との照合確認を行い、合格品を適切に梱包して宅配便で出荷します。

切削加工で注意すべきポイント

  • 切削速度・送り速度の最適化:PEEK樹脂は硬度が高いため、切削速度が速すぎるとチッピング工具摩耗が早まります。適切な設定で仕上げ面精度と工具寿命を両立させます。
  • 超硬工具とすくい角の選定すくい角の大きい超硬工具を使用することで、PEEK特有の切削抵抗を低減し良好な仕上げ面を実現しています。
  • 切り代なし3分割の寸法精度管理:3個のピースを合わせたときに隙間・段差が生じないよう、同一プログラムで3個を順次削り出し、各部の寸法を厳密に管理します。
  • クーラントの選択:加工状況に応じてエアブローまたは切削液を使い分け、切削熱による寸法変形を防止します。
  • ザグリ穴・貫通穴の位置精度確保:切削抵抗による位置ずれを防ぐため、高剛性な固定と段階的な穴あけ(下穴から仕上げ穴へ)を実施します。
  • バリ発生の抑制と除去:PEEK樹脂は靱性が高くバリが発生しやすい特性があります。鋭利な工具の使用と低送り仕上げ切削でバリを最小化し、糸面取りで仕上げます。
この部品の加工について相談する

電話でのお問い合わせは 0553-33-6927 まで

使用素材:PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)について

本製品にはPEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)の板材を使用しました。PEEK樹脂はスーパーエンジニアリングプラスチックの中でも最高レベルの性能を持つ熱可塑性樹脂で、1978年に英国のICI社(現:Victrex社)によって開発されました。連続使用温度260℃という卓越した耐熱性と優れた耐薬品性・機械的強度から、金属代替材料として航空宇宙・医療機器・半導体製造装置など幅広い分野で採用されています。

グレードは無充填(汎用)・ガラス繊維強化・炭素繊維強化・摺動・帯電防止・医療グレードなど用途に応じた品種があります。詳しい素材情報はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)素材解説ページをご参照ください。

PEEK樹脂の特性と優位性

  • 連続使用温度260℃の卓越した耐熱性 – 融点343℃という樹脂材料最高レベルの耐熱性を持ち、高温環境での長期使用に対応します。
  • 引張強度100MPa・曲げ強度170MPaの高い機械的特性 – 高温環境下でも強度低下が少なく、比重1.30という軽量性を両立します。
  • 濃硫酸以外のほぼ全ての酸・アルカリ・有機溶媒に耐性があり、化学プラントや医療機器など厳しい化学環境での使用が可能です。
  • 吸水率0.10%と低く、湿潤環境でも寸法変化が少ないため、高精度部品の長期的な寸法安定性に優れます。
  • UL94 V-0クラスの難燃性と低発煙・低毒ガス性を持ち、航空宇宙や鉄道車両など難燃規格が求められる分野でも採用されています。

PEEK樹脂の主要物性値

表2:PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)の主要物性値(無充填標準グレードの代表値)
物性項目単位試験規格数値
比重ASTM D7921.30
引張強度MPaASTM D638100
破断時伸び%ASTM D63830〜50
引張弾性率GPaASTM D6383.6
圧縮強度MPaASTM D695118
曲げ強度MPaASTM D790170
アイゾット衝撃強度J/mASTM D25683
連続使用温度260
融点DSC343
線膨張係数×10-5/℃ASTM D6964.7
吸水率(24h)重量%ASTM D5700.10
荷重たわみ温度(1.82MPa)ASTM D648152

※ 無充填標準グレードの代表値(Victrex 450G準拠)。グレードにより数値は異なります。繊維強化グレードは引張強度・弾性率が大幅に向上します。

PEEK樹脂と他素材との性能比較

表3:PEEK樹脂・スーパーエンプラ4種(PES・PPS・PEI・PAI)・ステンレス鋼の性能比較
材料名 比重 連続使用温度
(℃)
引張強度
(MPa)
弾性率
(GPa)
耐薬品性 コスト指数 汎用性 切削加工事例
PEEK 1.30 260 100 3.6 PEEK切削加工事例
PES 1.37 180 80 2.6 中高 PES切削加工事例
PPS 1.35 220 75 3.8 PPS切削加工事例
PEI 1.27 170 105 3.3 中高 PEI切削加工事例
PAI 1.40 220 170 4.5 PAI切削加工事例
ステンレス鋼 7.9 800* 520〜750 193

* 金属の連続使用温度は耐酸化性を考慮した実用目安値。凡例:青背景 = 対象素材(PEEK)、黄背景 = 比較樹脂素材、白背景 = 金属素材。評価記号:◎優秀・○良好・△やや劣る・×不適。

PEEK樹脂を選ぶべきケース・再検討すべきケース

表4:PEEK樹脂を選ぶべきケース・他素材を検討すべきケース
PEEK樹脂が向いているケース 他素材も検討すべきケース
260℃以上の高温環境での連続使用が必要な部品 使用温度が200℃以下でよければ、PPSやPESでコストを抑えられます
酸・アルカリ・有機溶媒への高い耐薬品性と機械的強度を同時に求める用途 引張強度や剛性を最優先する場合は、ステンレス鋼や炭素繊維強化プラスチックが有力です
軽量化(比重1.30)と高強度を両立したい部品(金属代替) コストが最優先の場合は、PPSやPEIでコストと性能のバランスを取ることを検討してください
オートクレーブ滅菌が必要な医療機器・食品機器部品(医療グレード) 電気絶縁性のみが目的で耐熱・耐薬品性が不要な場合は、より安価な樹脂が適します
半導体製造装置・精密機器での帯電防止・絶縁部品(ESDグレード) -50℃以下の極低温環境が前提の場合は、低温脆性が生じる可能性があるため慎重な検討が必要です

※ 素材選定に迷う場合はお気軽にご相談ください。用途・環境・ロット数に合わせた最適な素材をご提案します。

PEEK樹脂の長所と短所

表5:PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)の長所(メリット)と短所(デメリット)
長所(メリット) 短所(デメリット)
卓越した耐熱性
連続使用温度260℃・融点343℃は樹脂材料最高レベル
高価な材料コスト
汎用樹脂の約50倍、スーパーエンプラの中でも高価格
高い機械的特性
引張強度100MPa・曲げ強度170MPa、高温下でも強度低下が少ない
切削加工の難易度
硬度が高く工具摩耗が早いため、適切な条件設定と工具選定が必要
トップクラスの耐薬品性
濃硫酸以外のほぼ全ての薬品に耐性、高温下でも安定
成形加工時の高温条件
射出成形では400℃前後の設備・金型が必要
優れた寸法安定性
吸水率0.10%と低く、湿潤環境でも長期的に精度を維持
接着・溶着の困難性
化学的に安定すぎるため、通常の接着剤での接着が難しい
軽量性
比重1.30でアルミの約1/2、ステンレスの約1/6の軽量化を実現
限定的な供給メーカー
製造難度が高く、対応メーカーが少ないため調達リスクがある
生体適合性
医療グレード(USP Class VI・FDA認証品)での人体接触部品への適用が可能
着色の制限
高温成形のため使用できる着色剤が限られ、色調の選択肢が少ない
優れた難燃性
UL94 V-0認定品あり、発煙・有毒ガス発生が極少
低温脆性
-50℃以下の極低温環境では脆性破壊の可能性があり、用途が限定される

よくあるトラブルと当社の対策

表6:PEEK樹脂切削加工のよくあるトラブルと当社の対策
トラブル 主な原因 当社の対策
チッピング・工具破損 切削速度過大・工具摩耗の見落とし 超硬工具の使用と定期的な工具交換、切削速度・切り込み量を素材硬度に合わせて最適化
表面仕上げの粗れ(ビビリ・筋) 送り速度不適・固定剛性不足 高剛性固定と最適な送り速度の設定、仕上げ工程での低送り精密切削を実施
3分割間の寸法ばらつき 熱変形・プログラムや固定のずれ 同一プログラムで3個を順次削り出し、各加工後に寸法を確認して積み上げ誤差を防止
バリの発生 工具の切れ味低下・切削条件の不適切 鋭利な工具での低送り仕上げ切削後に糸面取り処理を施し、バリ発生を最小化
穴位置・穴径の精度不良 切削抵抗による位置ずれ・固定ずれ 高剛性固定と段階的な穴あけ(下穴から仕上げ穴)で位置・径の精度を確保

※ 上記以外のトラブルや加工の可否についても、まずはお気軽にご相談ください。

PEEK加工が活躍する分野

  • 半導体製造装置・電子機器:ウェーハハンドリング部品、チャンバー内部品、帯電防止トレイなど。PEEKの耐熱性・耐薬品性・絶縁性が評価されています。
  • 医療機器・化学プラント:高温・高圧・薬品環境での精密部品、滅菌対応部品、バルブシート・配管継手など。生体適合グレードは医療用インプラントにも採用されています。
  • 航空宇宙・自動車:軽量化が求められる高温環境の構造部品、ピストンリング、ベアリングケージなど。金属部品の代替として採用が拡大しています。
  • 試作・開発分野1個からの小ロット加工に対応。難形状・スーパーエンプラ部品の試作製作に豊富な実績があります。手書き図面やスケッチからの相談も歓迎です。

よくある質問(FAQ)

Q1. PEEK樹脂の切削加工はどのような設備で行っていますか?

A1. 当社では3軸マシニングセンターを主力設備として使用しています。フルバックカッター(正面フライス)・フラットエンドミル・ドリルなどの切削工具を使い分け、外形削り出し・穴あけ・面取りなど複合的な加工に対応しています。また、NC旋盤による旋盤加工も承っております。

Q2. 切り代なしの3分割リングはなぜ難しい加工なのですか?

A2. 切り代がある場合は組み合わせ時に調整代となりますが、切り代なしでは3個のピースそれぞれの寸法が公差内に収まっていなければ隙間や段差が生じます。当社では同一プログラムで3個を順次削り出し、各加工後の寸法管理を徹底することで対応しています。

Q3. PEEK樹脂の加工で特に注意すべき点はありますか?

A3. PEEK樹脂は硬度が高く工具摩耗が早くなりがちです。超硬工具の使用とすくい角の大きい工具選定、適切な切削速度・送り速度の設定がチッピングや粗い仕上げ面を防ぐ重要なポイントです。加工熱の管理もクーラント選択で対応しています。

Q4. 小ロット・単品からの加工は依頼できますか?

A4. はい、1個からの小ロット加工に対応しています。試作段階から図面をお送りいただければ、加工の可否・費用・納期を速やかにご案内します。CADデータ・PDF・手書き図面・概略スケッチなど、どの形式でもご相談を承ります。

Q5. 外径φ225mmのような大きな部品の加工は可能ですか?

A5. 対応可能です。本事例のように外径φ225.0mmのPEEK樹脂板材からの切削加工を行っています。最大加工サイズや形状の加工可否については、図面をお送りいただければ詳細をご案内します。

Q6. PEEK樹脂の耐熱性はどのくらいですか?

A6. 連続使用温度は260℃、融点は343℃で、樹脂材料としては最高レベルの耐熱性です。熱水・スチームにも強く、オートクレーブ滅菌(121℃・15分間)にも問題なく対応できます。

Q7. PEEK樹脂と金属(ステンレス等)はどちらを選べばよいですか?

A7. 用途と環境によって異なります。PEEKはステンレスの約1/6という軽量性・優れた耐薬品性・電気絶縁性が必要な用途に有利です。一方、高荷重・衝撃環境や引張強度・剛性を最優先する場合は金属が適します。判断に迷う場合はご相談ください。

Q8. PEEK樹脂のグレードによって加工内容は変わりますか?

A8. 基本的な切削工程は共通ですが、PEEK樹脂のグレードによって切削速度・送り速度・工具選定を調整する必要があります。特に炭素繊維強化グレード(Ketron CA30 PEEKやVictrex PEEK 450CA30など)は工具摩耗が早いため、専用の条件設定が必要です。ご使用のグレードをお知らせいただければ対応可否をご案内します。

Q9. 納期はどのくらいかかりますか?

A9. 加工内容や数量によって異なりますが、標準的な形状の単品で5〜7日程度が目安です。複雑形状や特殊グレードの素材手配が必要な場合はさらにお時間をいただくことがあります。詳細はお見積もり時にご案内します。

Q10. 加工後の寸法検査はどのように行っていますか?

A10. 加工完了後、ノギス・マイクロメーターなどを使用して図面公差との照合確認を実施しています。検査成績書の発行も対応可能ですので、ご依頼時にお申し付けください。

Q11. 材料証明書の発行は可能ですか?

A11. はい、対応可能です。PEEK樹脂の材料証明書(ミルシート)は素材メーカーより取得してご提供できます。医療機器・航空宇宙などトレーサビリティ管理が必要な用途への対応実績があります。ご要望の際は注文書にご記載ください。

Q12. 見積もりはどのように進めますか?

A12. お問い合わせフォームまたはお電話にて、図面データをお送りください(PDF・CADデータ・手書き図面いずれも可)。図面確認後、通常1〜2営業日以内に詳細な見積書をご提示します。急ぎの場合はお電話でのご相談も歓迎です。

ご依頼から納品までの流れ

  1. お問い合わせ・図面支給:CAD・PDF・手書き図面などをお送りください。素材グレード・数量・納期のご要望も合わせてお知らせください。
  2. 技術検討・お見積もり:支給図面をもとに加工の可否・最適な工程を検討し、通常1〜2営業日以内に詳細見積書をご提出します。
  3. ご注文・材料手配:注文書ご発行後、指定グレードのPEEK樹脂素材を調達し、加工プログラムの作成と工具準備を進めます。
  4. 精密切削加工・品質検査:3軸マシニングセンターで切削加工後、寸法検査・バリ除去・清拭を実施し品質を確認します。
  5. 梱包・出荷・納品:合格品を適切に梱包し、宅配便にて指定納期にお届けします。

まとめ

PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)は、連続使用温度260℃・引張強度100MPa・吸水率0.10%という卓越した物性を持つスーパーエンジニアリングプラスチックです。今回の事例では、切り代なし3分割という難形状を3軸マシニングセンターで高精度に仕上げました。

当社では試作1個から小ロット加工まで柔軟に対応しており、図面支給による特注部品製作を得意としています。PEEK樹脂をはじめとするスーパーエンプラ加工の依頼先をお探しの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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