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プラスチックのQ&A

どんな歴史があるの?

人類が合成し工業化に成功した最初のプラスチックは、1907年(明治40年)ベルギー生まれのアメリカ人化学者・ベークランド氏によって作られました。 それがフェノールとホルムアルデヒドを原料として作られた「フェノール樹脂」です。

1937年(昭和12年)、アメリカ・デュポン社のカローザース氏による「ナイロン」の発明は、本格的なプラスチック時代を告げることとなりました。 このナイロンのキャッチフレーズ「石炭と空気と水とから合成され、クモの糸より細く、鉄鋼よりも強く、絹糸にも勝る繊維」に象徴されるように、1940年(昭和15年)頃まではプラスチックの主原料は石炭でした。

それ以降、プラスチックの主原料は石炭から石油に代わり、現在まで続いています。

工業製品として大量に作り始められたのは主原料が石油に代わった1950年代以降であり、歴史としては比較的新しい素材といえます。

現在では、その使い勝手の良さから、鉄鋼、セメント、ガラス、木材、軽金属などと同じように、基本的な資材として、重要な材料の一角を占めています。 また、体積換算では鉄鋼を上回る量が消費され、多くのプラスチック加工品が製造されています。