CO2からメタノール 三井化学が実験設備
47NEWS - 2008年8月25日
三井化学は25日、工場から排出される二酸化炭素(CO2)から、樹脂などの原料であるメタノールを生産する実験設備を、同社大阪工場(大阪府高石市)に建設する、と発表した。投資額は約15億円。
温室効果ガスであるCO2を原料とするメタノール生産設備はめずらしく、三井化学によると「世界初」という。CO2を有効活用することで、排出量を大幅に削減する狙い。
設備はCO2と水素を合成して、メタノールを生産。10月に着工し、来年2月から生産を始め、年産100トン程度を見込んでいる。生産コストやメタノールの質を見極め採算が取れると判断できれば、2010年3月からの商業生産を目指す。
メタノールは幅広い石油化学製品に応用することも可能で、世界的に需要が拡大しており、三井化学はCO2からのメタノール生産を軌道に乗せたい考えだ。