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再生素材利用広がる 帝人や三井金属、資源高でコスト競争力向上
日本経済新聞 - 2008年8月24日
世界的な資源価格の高騰を受けて素材・電機各社が使用済み素材のリサイクルを本格化する。帝人は衣料用ポリエステル繊維の原料をすべて、古着など再生原料に転換する。三井金属や日鉱金属はコバルトなど希少金属の回収事業を強化。ソニーや日立製作所は家電製品の再生樹脂使用量を引き上げる。資源高で再生素材のコスト競争力が高まっており、環境配慮だけでなく、コスト面からも循環型社会への取り組みが加速し始めた。
帝人グループは国内で年間約5万トン生産しているポリエステル長繊維の原料を、2011年度までにすべて石油由来原料から再生原料に切り替える。古着などのポリエステルを化学分解して石油由来と同等の原料に戻す仕組み。現在年間約7000トンの再生原料を生産する松山事業所(松山市)の設備を増強するとともに、ペットボトルを再生処理する徳山事業所(山口県周南市)の設備を衣料用に改造する。
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