プラ製容器リサイクル効果 排出量削減最大99万トン 環境省試算
フジサンケイ ビジネスアイ - 2008年8月11日
環境省は、家庭から分別収集したプラスチック製の容器や包装をリサイクルすることで、リサイクルしない場合に比べ二酸化炭素(CO2)排出量を最大で年間99万トン削減する効果があったとする試算結果をまとめた。削減量の99万トンは、約18万8000世帯の年間排出量に相当する。「クールビズ」の2007年度の削減効果は約140万トンと試算されており、7割に匹敵する計算だ。
試算は容器包装リサイクル法に基づき自治体が06年度に分別収集したプラスチック製容器包装60万9000トンをリサイクルした実績と、分別収集せず自治体が焼却し埋め立て処分した場合とを比較した。
その結果(1)石炭の代わりにコークス炉で利用する(2)プラスチック板やパレットなどの製品の原料に使う−などのリサイクルで石炭や石油の使用を抑え、CO2の年間排出量は最低で41万トン、最大で99万トン削減する効果があったと推定した。