氷のように滑れる? 札幌 樹脂製リンクの試験
北海道新聞 - 2008年8月7日
氷の代わりに厚さ二センチの樹脂製パネルを敷き詰める新型人工スケートリンクの道内初の実用試験が七日、札幌市豊平区の同市月寒体育館で行われ、市内の中学生アイスホッケー選手が試走した。
人工リンクは冷却施設が不要のため維持費の大幅な削減が見込める。スペインの業者が開発し、東京の人工芝メーカー「アストラ」が輸入。海外では約七十カ所で家族向けリンクなどに利用されており、国内では今秋、静岡県に初の本格的な施設が完成する予定だ。
この日は、同体育館の卓球場に七十二平方メートルの人工リンクを仮設。中学生のクラブチーム選手が練習した。氷のリンクと比べ、ターンがスムーズにいかず「スケートが重く感じる」という声が多く、冷房がないため暑さに苦しむ選手も。札幌市立羊丘中二年の石崎湧一君は「やや滑りづらいが、慣れたら大丈夫」と話した。同体育館での試験は八日まで。十二日から苫小牧市でも試験が行われる。