合繊大手6社の4―6月業績、全社減益
日刊工業新聞 - 2008年8月7日
合繊大手6社の08年4―6月期連結決算が6日出そろった。原燃料価格の高騰の影響を受け、東レを除く5社が減収減益となった。各社とも原燃料高に対し、価格転嫁が追いつかない状況で、東レ、帝人、三菱レイヨンの3社が09年3月期連結見通しを下方修正した。
6日発表した東レは原燃料高の年間影響を期初予想の150億円から600億円に変更し09年3月期連結見通しを営業利益で200億円、経常利益160億円、当期利益140億円をそれぞれ下方修正した。原料、燃料の上昇は予想を上回り、これに欧米景気の減速、内需不振が収益を圧迫する。08年4―6月期連結はプラスチック・ケミカルや環境・エンジニアリング、炭素繊維複合材料事業で増収となったものの、営業利益は全セグメントで減益となった。
原燃料価格の高騰は4―6月期で東レが68億円、帝人が60億円、三菱レイヨン38億円、東洋紡15億円、ユニチカ5億円の減益要因となった。