早川ゴムとJFE環境、廃プラ・ゴムから再生材
日本経済新聞 - 2008年7月25日
工業用ゴム製造の早川ゴム(広島県福山市、早川雅則社長)はJFE環境(横浜市、福武諄社長)と共同で、廃プラスチックと使用済みゴムが原料の再生製品を開発した。何度でもリサイクルできるのが特徴で、第1弾として選挙用ポスター掲示板への採用が決まった。今後は土木、建築、梱包など資材関連向けの受注につなげる。
JFE環境の廃プラ処理工場(福山市)で加工した米粒大の廃プラと早川ゴムの本社工場で廃タイヤからつくる再生ゴムを使う。プラスチックの堅さとゴムの弾力性を生かし、一定の割合で混ぜて170―180度で成形する。両社はこの製品の組成特許を出願した。
開発品は水に浮き、強度は1平方センチメートル当たり250キロの荷重に耐えられる。くぎも打ち込めて耐水性もある。衝撃にも強いとみられ、実験データでは「スギ材を使った木片とほぼ同じ特性が得られた」(早川ゴム新事業開発グループ)が、木材品に比べコストが約2倍になるのが難点だ。