三菱レイヨンは、アクリル樹脂製の表面硬化(ハードコート)板の生産体制を強化する。今秋をめどに大竹事業所(広島県大竹市)の既存設備を改造、反射防止(AR)、防眩(AG)、耐指紋(AF)機能を付与した高機能グレードの生産体制を整える。投資額は20億円弱、来年初頭にも年間2000トン規模で量産を開始する予定。ハードコート板は携帯電話をはじめ、スマートフォン、ノートパソコンなどの用途で採用が拡大している。同社は、付加価値を高めた高機能グレードの拡販に力を注ぐことで、成長分野でのシェア拡大につなげていく。三菱レイヨンは、メチルメタクリレート(MMA)モノマーからアクリル樹脂板まで一貫生産している。アクリル樹脂板は同社MMAチェーンの中核事業の1つであり、「アクリライト」の商品名で、看板や水槽、サニタリー関連、液晶ディスプレイ(LCD)用導光板などの幅広い用途に展開している。[自動車/機能材料]
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