住友ベークライトのフェノール樹脂事業が好調だ。欧州で発泡材やタイヤ向けなどの新規用途が拡大しているのに応え、住友ベークライトヨーロッパ(ベルギー)の年産能力を1万トン引き上げたのに加え、スペインの住友ベークライトヨーロッパ バルセロナでも増強を検討する。北米は昨年来進めてきた生産拠点の再構築策が奏功し、「月々100万ドル規模の利益が上がるようになってきた」(林茂代表取締役副社長執行役員、29日付社長就任予定)。2009年に本格稼働した中国・南通の樹脂工場も顧客の認定が取れ始め、2年後にはフル稼働を期待できる状況だ。中国では、川下の成形材料や成形品工場も順次増強して中国市場での存在感を高めている。住友ベークライトのフェノール樹脂事業におけるグローバル展開が力強い成長をみせている。[自動車/機能材料]
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