三菱化学と王子製紙は、直径がナノ(10億分の1)メートルという超極細の植物繊維と樹脂を組み合わせた、複合材を共同開発すると発表した。2012年度の実用化をめざす。
王子製紙は紙の原料である植物繊維(パルプ)を加工し、ナノメートルのレベルにまで細かくほぐした「ナノファイバーセルロース」をつくりシート状にする。三菱化学はそのシートに樹脂を含有させ、複合材のフィルムなどに仕上げる。両社の共同で、原料から製品までの一貫体制を構築する。用途としては有機EL照明基板、有機ELディスプレイのフレキシブル基板、さらにLED(発光ダイオード)の封止材などを見込んでいる。
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