IDEC(アイデック)は10日、三菱電機エンジニアリング、大阪大学と共同で、ペットボトルなどの食品容器のプラスチックを素材別に6種類に分別できる装置を、世界で初めて開発したと発表した。すでに阪大工学部構内(大阪府吹田市)で実証実験を行っており、奈良県生駒市のスーパー「ディアーズコープいこま」でも同日、買い物客に使用してもらう実験を始めた。
装置はレーザーでプラスチックの素材を識別し、アーム型ロボットで自動的にボックスに投入。回収したプラスチックを焼却せずにリサイクルできれば、鳩山政権が目標とする二酸化炭素(CO2)削減量(1990年比25%)のうち4%に貢献するという。
現在、多くの自治体では、ペットボトルのプラスチックを2種類の素材までしか分別できず、ボトルのふたやカップなどは燃料にするか、焼却処分するしかなかった。このため、プラスチックの総廃棄量のうち、プラスチックのままリサイクルする量は約20%にとどまっている。
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